samifilmtheatersapporo2

 --------------------


第4回みゆき野映画祭in斑尾2012~北欧・日本国際短編映画祭~

札幌 北海道大学 会場

東日本大震災チャリティー・イベント  サーミ・フィルムシアター


収益金はすべて、東日本大震災の被災地での無料映画イベント開催のために使わせ

ていただきます。

映画を観て、映画を届けよう。


北海道大学 サーミ・フィルムシアター 第2回 7月1日上映会

映画を通じてサーミの人々を知ろう


上映プログラム

7月1日(日) 

「顔」、「あるサーミ人とその体」、「都会のサーミ人森へ行く」ほか短編3本 (リセロッテ ・ ワイステッズ/計30分) 

「アート・イン・ザ・フォレストランド(森の中の芸術)」 (アン ・ クリスティン ・ ハウプト/30分) 



●リセロッテ・ワイステッズ監督短編作品特集


<監督について>

リセロッテ・ワイステッズ監督

スウェーデン人の父とサーミ人の母の間に生まれたワイステッズ監督は、

幼少のころ差別を経験し子供たちにはそういった経験をさせたくないと考えた

母親の教育方針により、サーミ文化を学ばせずスウェーデン人として育てられた。

成長した監督はやがて何も知らずに育った自身のサーミ人としてのルーツや

文化背景に強い思慕をよせるようになる。スウェーデンのアート・ドキュメンタリー映画製作を

学んだ後、サーミ文化を学ぶ過程とその都度湧き上がる想いをアートフィルムで表現するようになる


サーミ文化を学ぶ旅をまとめた、ロードムービである、

アート・ドキュメンタリー映画サーミ・ニエイダ・ヨイクにて映画監督デビュー

このデビュー作品は北欧・サーミ映画の間で注目をあつめ北欧のさまざまな映画祭で上映

大評判となる。

その後も、監督がサーミ文化と自身のアイデンティティを見つめなおすため、サーミ文化を独自の視点で表現する

アートフィルムをつぎつぎに発表。いま一番注目されているサーミアートフィルム監督の一人



「顔」

リセロッテ・ワイステッズ 4分 スウェーデン


<概要>

サーミ人の顔と自然に関するアートフィルム


まるで風景のようなサーミの人々の顔、大きな存在の一部として自然の風景に融合している。

音楽はこの作品のために作曲され楽器を使わず声だけで創られた。ピーター・スベンゾンの手による。

サーミの伝統唄ヨイクは本来は、楽器を使わず声だけでうたわれてきた。

この映画はシャルロッテ・オブヴェルホルムによる”サーミ”と名づけられたダンスパフォーマンスの一部に含まれている



「コルト ループ」 

リセロッテ・ワイステッズ 4分 スウェーデン


<概要>

サーミの民族衣装に関するアートフィルム


サーミ人の民族衣装はコルトと呼ばれる。

架空の空間や文脈に衣装をおき表現した。民族衣装をどのように着こなせばよいのだろうか。

この映画はヨイクの一部であり、唄のない私のヨイクである。

ヨイクは伝統的に何かを思い出すためや、何かや誰かにささげるために唄われてきた

ヨイクは熱情であるともいえるだろう。わたしはサーミ人であることを否定されきた、

サーミ語を教えられずに育ち、伝統的な衣装や文化を学ぶ機会も与えられずに育った。

私はサーミ人の文化や知識を取り戻したい



「アルバスのツンドラ」 

リセロッテ・ワイステッズ 4分 スウェーデン 2009


<概要>

サーミ音楽に関するアートフィルム


現在、大人気のサーミの歌手ソフィア・ヤノックの音楽のために製作された映像

女性はスウェーデン北部の荒涼とした魔法のような風景の中をドライブ中に生き生きとした友に出会う

この作品は2009年にimagineNATIVE Film + Media Arts Festivalでベスト音楽ビデオ賞を受賞

2010年には北欧の国際映画祭にもノミネートされた




「都会のサーミ人」 

リセロッテ・ワイステッズ 8分 スウェーデン


<概要>

サーミ語に関するアートフィルム3部作の1話 テーマ 都会


監督なりの観点とサーミの方法で大都市ストックホルムについて調べた。

新しい言葉(サーミ語)を学ぶことを目的とし調査を実施。

サーミ語では超高層ビルやショーウィンドウやコンクリートを何と呼ぶか。

”私は歩行者天国を歩いています。、洋服店に入りました。なんて素敵なドレスでしょう。ほしいな。

などはどのようにサーミ語で表現すべきか。困ったときには北極圏の親戚に電話で聞きながら学んでゆく。

ポストイットにサーミ後の単語をメモしてゆく。映像は監督自身のカメラで撮影された。



「あるサーミ人とその体」 

リセロッテ・ワイステッズ 5分 スウェーデン


<概要>

サーミ語に関するアートフィルム3部作の1話 テーマ 体


監督なりの観点とサーミの方法で体と家について調べた。

サーミ語で体の部位をなんというか家の中で学ぼう。自身の肉体にある自我をそれを識別するものの間で見つめよう。

民族衣装のワンピース、ベルト、靴、飾りなどを身に着けることにより、スウェーデンとば別のもうひとつの属性であるサーミの文化を感じよう。

”あなたはあなた自身の家にいる?”自分の内なる声にたずねられる。自分自身に満足していればどこにいようと満足できるに違いない。



「都会のサーミ人森へ行く」 

リセロッテ・ワイステッズ 5分 スウェーデン


<概要>

サーミ語に関するアートフィルム3部作の1話 テーマ 森



監督なりの観点とサーミの方法で森について調べた。

サーミ語で森と自然をどう表現するのか。毛布・コーヒー・サンドイッチをもって森に行く。サーミの神話に登場する自然の女神たちを思い出し、同時に新しいサーミ語を習得する。ペンを持参しサーミ語の呼び名を自然の中にあるものに書きとめていく。この映画は森が一番美しく輝く紅葉の真っ只中の北欧の森の中で撮影された。


アン・クリスティン・ハウプト監督短編映画


 「アート・イン・ザ・フォレストランド」 

アン・クリスティン・ハウプト 28分 スウェーデン


森の中の芸術/Art in the Forestland

(スウェーデン / 2007 /ドキュメンタリー/ 28分)

監督:アン-クリスティン・ハウプト

出演:オウティ・ピエスキ

映画使用言語:フィンランド語、スウェーデン語、サーミ語、英語

字幕:日本語、英語


<概要>


北欧で注目を集めているフィンランドの北極圏在住サーミ人アーティストをスウェーデンの監督が丁寧に追 いかけたドキュメンタリー。

北極圏の先住民族サーミ人、彼らは様々な方向からトナカイと関わる。

フィンランドの北極圏の森に住む芸術家、オウティは近年、北欧で注目を集めている寡黙なアーティスト。

スゥエーデンの監督が、寡黙芸術家を丁寧に追いかけた作品。


Parkalombolo(パルカロンボロ)はスウェーデンにある、森と樹木のない高地の境界線にある村。

村の恒例夏祭。第7回パルカロンボロ夏の芸術祭2007にオウティが参加。オウティ

の思いとアートを追ったドキュメンタリー


<あらすじ・・>

 パルカロンボロ。フィンランドとスウェーデンの北の国境にある小さな村。

北の果ての木が生えない山々と森のボーダーエリア。森林サーミの人々が住んでいる。

もうすぐ今年も夏のアートフェスティバルが始まる。

村のおじいさんも介護のおばさんもみんなわくわくし始めた。。

7回目の芸術祭の招待アーティストはオウティ=ピエスキ。

彼女は北欧中で作品を発表するフィンランド・サーミ人の人気アーティスト。

オウティはこの小さな村での個展をとても楽していた。

やがて訪れるオウティとトナカイ遊牧を生業とする山岳サーミ人カタリナとの出会い。

彼らの血に流れるサーミ人としてのアイデンティティをそれぞれの方法で確かめ合う。

その先に見えたものは・・。

 2007年夏。北の森の小さな村の芸術祭に4つの地域の人々が集う。

森林サーミ人、山岳サーミ人、スウェーデン人。そしてフィンランド人。



<みどころ>

輝くような白夜の森と、アーティストのまぶしいばかりの才能が印象的な作品。

オウティはフィンランドの北の森に住んでいる。森の素材と色とりどりの布を使ったアート作品を発表している。

輝くばかりの白夜の森に住みトナカイとともに生きる友人との交流から彼女は何をみつけたのか。

自然と共存する生活の中でうまれる優しいアート。

そのキュートな作品にこめられた彼女の思いとは。。


<監督紹介>

アン=クリスティン=ハウプト(1947年スウェーデン生)

<監督作品>

Art in forestland/2007/監督 

Delayed Internet/2006/監督・プロデューサー

My grand-mother and I/2006/監督

<経歴>

ドキュメンタリーフィルム監督。スウェーデンルレオ大学図書館司書を30年勤める。

2003年フィンランドイナリ村にあるイナリサーミ教育センターでフィルムの研究

を開始。長期にわたるフィンランドドキュメンタリー研究と並行して行われる。

研究はルレオ工科大学メディア・音楽学科にて修了される。

 当初より自身の祖母の過去を扱ったフィルム研究を主とし2006年「祖母と私」を発表。

この作品はカウトケイノ映画祭にて大賞受賞。

「ノルウェートロムソ国際映画祭」、「ノルウェーグリムスタッド国際短編映画祭」のみならず

「タンペレ国際短編映画祭」など北欧諸国の主要な映画祭で上映された。

また「カナダカルガリーイマジン先住民族映画祭」、「カナダドーソシティ市国際短編映画祭」にも招待される。

最新作「森の芸術」も北極圏・北欧の多くの映画祭で上映され日本では2009年長野斑尾高原「みゆき野映画祭(北欧日本映画祭)」にて上映され好評を博した。


みゆき野映画祭スペシャル